|
|
| ■花 園 |
|
キャプテン2年A組 佐々木 健祐
|
10月20日の決勝戦は、未だに負けた気がしない。自分はベンチからその試合を60分間見ていたが、60分間のうち一瞬も盛工を強いと思うことはなかった。宮高ラグビー部の情熱は、決して負けていなかった。
しかし自分は、ノーサイドの後、涙が止まらなかった。試合の内容は負けてなかった。先輩達も負けてなかった。でも自分は涙が止まらなかった。悔しさだろうか、何だろうか分からないくらいいろんなものがあふれ出た。そして、ベンチに甘んじて、試合にフルに出ることの出来ない自分が不甲斐なくて、悔しかった。
3年生の代のチームになった時、自分の中では確信にも似たものがあった。それは「花園に行ける」という気持ちだ。この先輩達が揃っていれば絶対行ける、という気持ちはシーズンを通して失うことはなかった。新人戦は優勝できると思っていた。黒北に負けた時も、次は勝てると自然と思えた。しかしあの時は、自分はベンチで出られない悔しさもあったが、3年生を頼りにして他力本願な考えがあったと思う。高総体の決勝、盛工戦の時スタメンで出た時は、自分は何もできず悔しさと無力さだけが残り、これではダメだと自分の甘さを知った。そこから他力本願はなくなった。県民体はセブンスだったのであまり書くことはないが、AチームもBチームも盛工に勝てたのはうれしかったし、自分たちの力は盛工に負けてなんかいないと思えた。
日々の練習は厳しかったり、辛かったり、楽しかったり、怒られたりといろいろあった。本当に色々ありすぎて、練習だけの思い出だけでもたくさんある。そんな毎日の練習や思いを背負って、試合に臨んでいる先輩達はかっこよかったし、そんな先輩達と過ごした今までの時間は自分にとって本当に貴重な時間だった。
新チームは、新人戦で盛工に負け、自分達の弱さに気付かされ、盛工との差を肌で感じた。全体的に小柄なチームなので、ウェイトからの体作りをしっかりとし、チームとしての戦術を浸透させ、今年のチーム以上のチームになるようにこれからの、長いようで短い時間を無駄なく使い強いチームにしたい。
これからさらに上へと進んでいく3年生。宮高ラグビー部で培ったことを思い出せば、何事にも強い気持ちで取り組むことができると思います。宮高ラグビー部の誇りを持ち、逞しい先輩方のこれからの新しい人生の門出を祝って締めたいと思います。最後に1、2年を代表して、今まで本当にありがとうございました。
|
|
| ■編集後記 |
マネージャー2年F組 加地 和絵 |
集まった原稿を読みながら私は、沢山の思い出を思い出し、涙を止めることができませんでした。何かにつけてヨク泣く私。新チームになってから、毎度の試合で全力でぶつかっていく皆を見ていると、なぜか涙が出るのでした。1年生の半ば、気がつけば宮高ラグビー部を支えなければならない立場のマネージャーになっていました。毎日が緊張。そして先輩達にはマネがいない、それ程、不安な事はありませんでした。私にできるのか・・・私じゃ・・・ムリ・・・。そんな私に頑張る決心をさせてくれたのは3年生でした。毎日がグランドで懸命にボールを追い、駆ける姿に背を押されたのでした。そしてそんな皆を見ていると、夢が夢で終わらず必ず叶う。そんな確信が日に日に大きくなって、一緒に勝ちたいと強く思うようになりました。それからの時は今思えば本当にあっという間に過ぎました。
3年生は、やはり大きかったです。とても大きくて、決してかなわない存在。そして強かった。最後の最後まで夢を追い続け、戦い続け負けなかった・・・最後まで走りぬき、敵に向かっていく誇り高きラガーマン。そんな立派過ぎる先輩を持てた私達は、これから先輩を目指し、また夢へ向けて大きく前進をしていかなければなりません。そして私も・・・3年生の力になれず悔しい思いをした分、今年持っている力以上を尽くして、皆と一緒に夢を追いかけたいと思います。
3年生には、これからも元気で自分の夢を全力で追いかけ、つかんでもらうことを祈っています☆
最後になりますが、宮高ラグビー部と共に未熟な私を最後まで支え励まし続けてくださった、父母会、河原の会、OB会の皆様、本当に感謝です。ありがとうございました。また、本誌「河原グランド第11号」編集にあたって、沢山の方々のご協力に支えられ成り立っていることを、改めて実感し、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
今年も宮高ラグビー部!飛躍を目指し全力を尽くすので、変わらぬご支援よろしくお願いします。
|
| |